ジョゼ・モウリーニョ

José Mourinho1963~

モウリーニョもサッカーの選手経験のない監督の一人。中学生時代、父親で元ポルトガル代表のゴールキーパーだったフェリックス・モウリーニョが監督を務めるチームで、対戦相手の分析をしていたというエピソードは有名だ。通訳という立場から身を起こし、初監督就任からわずか4年でヨーロッパチャンピオンという快挙を達成。瞬く間に欧州屈指の名監督へと駆け上った。その後もインテル、レアル、チェルシーと就任したチームで常に結果を出し続けている。相手選手を挑発し、審判やメディアに噛み付くスタイルは「冷徹なお騒がせ屋」といったところだが、反面、選手をモチベートする能力が高く、闘争心溢れるチームを作り上げるのが特徴だ。

代表的なフォーメーション

チェルシー 2004/05
モウリーニョ フォーメーション

選手歴

ポルトガルのユース代表に選出されたこともあるが、故障により選手生活を断念したためプロとしてのキャリアはない。リスボンで体育教師になるが、指導者の道を志し、スポルティングの監督に就任したボビー・ロブソンの通訳兼コーチとしてキャリアをスタート。以降、ロブソンとともにポルト、バルセロナといった名門クラブで通訳を務める。

監督歴

2000/01シーズン、ポルトガルの古豪ベンフィカの監督に就任。翌年、ウニオンレイリアの監督に就任し好成績を残す。シーズン途中の2002年、低迷する名門ポルトの監督に抜擢されると、11勝2分2敗の好成績を収めポルトを3位まで上昇させる。2002/03シーズンはリーグ優勝、ポルトガルカップ優勝、UEFAカップ優勝と三冠を達成。2003/04シーズンには圧倒的な強さでリーグを2連覇。チャンピオンズリーグでも決勝でモナコを下し優勝。ポルトを17年ぶりのヨーロッパチャンピオンに導いた。その後、チェルシー、インテル、レアルマドリード、チェルシー(2度目)の監督を歴任。2011/12シーズンにはレアルマドリードでリーグ優勝し、欧州3大リーグ(リーガエスパニョーラ、プレミアリーグ、セリエA)優勝を成し遂げた史上初の監督となった。

2000/01 ベンフィカ(ポルトガル)
2001/02

ウニオンレイリア(ポルトガル)
途中退任
ポルト(ポルトガル)
リーグ3位
2002/03

ポルト(ポルトガル)
リーグ優勝
2003/04

ポルト(ポルトガル)
リーグ優勝 CL優勝
2004/05 チェルシー(イングランド)
リーグ優勝
2005/06

チェルシー(イングランド)
リーグ優勝
2006/07

チェルシー(イングランド)
リーグ2位
2007/08
2008/09

インテル(イタリア)
リーグ優勝 CLベスト16
2009/10 インテル(イタリア)
リーグ優勝 CL優勝
2010/11 レアルマドリード(スペイン)
リーグ2位 CLベスト4
2011/12 レアルマドリード(スペイン)
リーグ優勝
2012/13 レアルマドリード(スペイン)
リーグ2位 CLベスト4
2013/14 チェルシー(イングランド)
リーグ3位 CLベスト4
2014/15 チェルシー(イングランド)
リーグ優勝
2015/16 チェルシー(イングランド)
リーグ? CL?
2016/17 マンチェスターU
(イングランド)

モウリーニョ語録

調子に乗っていると言わないで欲しい。私はヨーロッパチャンピオンだ。特別な存在(スペシャルワン)なんだ。
ポルトでチャンピオンズリーグに優勝して。
ぜひプレミアシップに来て欲しい。ただし、あなたはそこで「今は21世紀だ」ということを知ってしまうかもしれない。
クライフに守備的だと批判されたことに言い返して。
今日の戦いに対して選手たちを批判したいなら、まず私を殺してからにしてほしい。
インテル監督時、チャンピオンズリーグでマンチェスターユナイテッドに敗れた後、プレスルームで。
選手、メディア、ファンと会話するために私はイタリア語を何カ月も勉強した。だがラニエリはイギリスに5年いて、未だに英語で「おはよう」「こんばんは」を言うのに苦しんでいる。
チェルシーの監督だったクラウディオ・ラニエリ監督に対して。
オレが失敗を恐れているって? もし彼の言うとおりなら、それは失敗に慣れていないからだ。一方、ベンゲルは8年間優勝なし。ヤツこそ失敗のスペシャリストだ。
ベンゲル監督に「昨季、優勝を逃したのは失敗を恐れたからだ」と言われ。
彼ががラグビーワールドカップをPRするために、スポンサーと契約でもしていたんだろう。
チェルシー監督時、PKをクロスバーの上に打ち上げてしまったアザールについて。

モウリーニョについて

モウリーニョの下でプレーした時にはターミネーターになったような気がしたよ。彼の試合前のトークを聞くと、猫からライオンに変わったような気持ちになるんだ。
by イブラヒモビッチ
モウリーニョは試合前のミーティングで「今日の試合展開はこうなる」と予言みたいな事を言うことがあった。それがものの見事に的中することが続いてね。アドバイスが的確だから、選手たちは自然に彼に従ったのさ。
by デコ
うまくいってない時はフットボールではなく戦争を好む監督。レアルを率いていた時はそうだった。同じことがイングランドでも起こらないように願っているよ。
by シャビ・エルナンデス
2016/07シーズン、苦戦しているマンチェスターユナイテッドのモウリーニョを皮肉って。

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