マヌエル・ペジェグリーニ

Manuel Pellegrini1953~

チリ人として欧州で成功している数少ない監督のひとり。チリのクラブを率いた後、エクアドルのキトを率いて名を上げ、アルゼンチンの名門リバープレートからスペインのビジャレアルへとステップアップ。リケルメやフォルランを中心に繰り広げる超攻撃的なポゼッションサッカーで欧州を席巻した。その後、ペレス会長に引き抜かれてレアルマドリードへ。その後、日本代表監督のオファーもあったが、マラガ、マンチェスターシティの監督を経て、2016/17シーズンより中国へ。マラガ、マンチェスターシティで抜群の成績を収めているにもかかわらず、グラルディオラ、モウリーニョという超大物監督の就任により解任されるという不運な面もあるが、申し分ない実績を持つ監督といえる。

選手歴

ウニベルシダデチレでCBとして451試合に出場。チリ代表として1試合に出場した。

監督歴

1988年シーズン中にウニベルシダデチレ監督に就任したが、チームは2部)に降格。U-20チリ代表、パレスティーノ、オヒギンス、ウニベルシダカトリカの監督に就任。1999年、エクアドルのキト監督に就任し、同年にリーグ優勝、コパ・リベルタドーレスでも良い成績を収める。

2001年にサンロレンソの監督に就任。コパ・メルコスールではクラブ初の国際タイトルを獲得し、クラウスーラ2001でも優勝した。2002年にリバープレート監督に就任し、同年のクラウスーラ2003ではダレッサンドロらを擁して優勝した。しかし、ダレッサンドロが移籍したことでチームの舵取りが難しくなり、アペルトゥーラ2003ではタイトル防衛に苦しんだ。そのシーズン終了後にリバープレート監督を辞任。

2004年、ビジャレアル監督に就任。初年度はリケルメやフォルランの活躍で3位に躍進。UEFAカップでは準々決勝に進出した。2005/06シーズンのチャンピオンズリーグでは準決勝でアーセナルに敗退。リーグ戦では7位。2006/07シーズンのリーグ戦は5位であったが、シーズン途中に主力選手であるリケルメと対立し、リケルメをベンチから外したことが論争を呼んだ。2007/08シーズンはピレスやカソルラをチームの中心に据え、リーグ2位という快挙を達成。2008/09シーズンのチャンピオンズリーグでは準々決勝で再びアーセナルに敗退。ビジャレアル在任期間中には56.67%の勝ち点を獲得し、ペジェグリーニはルシェンブルゴに次いでリーガで2番目に成功を収めた南米出身監督となった。

2009/10シーズンよりレアルマドリード監督に就任。再就任したペレス会長が初めて選んだ監督となり、ミランからカカ、マンチェスターユナイテッドからロナウド、リヨンからベンゼマ、リヴァプールからシャビ・アロンソを獲得するという超大型補強を敢行した。しかしチャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦でリヨンに破れ、リーグ戦ではCバルセロナには及ばず2位に。2010年5月、解任されてモウリーニョが後任監督に就任した。

その後、スペインのマラガ監督を経て、2013/14シーズンよりマンチェスターシティの監督就任。大型補強もあって初年度でのリーグ優勝を達成。チャンピオンズリーグではクラブ史上初のグループステージ突破に導く。翌年2014/15シーズンはリーグ戦2位。2016年2月、翌シーズンからグアルディオラが監督を務め、自身は今シーズン限りで退任する事を発表。最終的にリーグ4位でフィニッシュした。チャンピオンズリーグではクラブ史上初のベスト4に進出するも、レアルマドリードに敗れ敗退。

レアル退団が決まるとミランの監督に就任という噂もあったが、2016年シーズン途中、中国の河北華夏幸福足球倶楽部の監督に就任した。

1988 ウニベルシダデチレ(チリ)
2部降格
1989 ウニベルシダデチレ(チリ2部)
1部昇格
1990 パレスティーノ(チリ)
1991 チリ代表 U-20
1992 オヒギンス(チリ)
1993 オヒギンス(チリ)
1994 ウニベルシダカトリカ(チリ)
1995 ウニベルシダカトリカ(チリ)
1996 ウニベルシダカトリカ(チリ)
1997
1998 パレスティーノ(チリ)
1999 キト(エクアドル)
リーグ優勝
2000 キト(エクアドル)
2001/02 サンロレンソ(アルゼンチン)
前期リーグ5位 後期リーグ11位
2002/03 リバープレート(アルゼンチン)
前期リーグ3位 後期リーグ優勝
2003/04
2004/05 ビジャレアル(スペイン)
リーグ3位
2005/06 ビジャレアル(スペイン)
リーグ7位 CLベスト4
2006/07 ビジャレアル(スペイン)
リーグ5位
2007/08 ビジャレアル(スペイン)
リーグ2位
2008/09 ビジャレアル(スペイン)
リーグ5位 CLベスト8
2009/10 レアルマドリード(スペイン)
リーグ2位 CLベスト16
2010/11 マラガ(スペイン)
リーグ11位
2011/12 マラガ(スペイン)
リーグ4位
2012/13 マラガ(スペイン)
リーグ6位 CLベスト8
2013/14 マンチェスターシティ(イングランド)
リーグ優勝 CLベスト16
2014/15 マンチェスターシティ(イングランド)
リーグ2位 CLベスト16
2014/15 マンチェスターシティ(イングランド)
リーグ4位 CLベスト4
2016 河北華夏幸福(中国)
リーグ7位
2017 河北華夏幸福(中国)

ペジェグリーニ語録

ビジャレアルは1人の選手のためにチームを作るつもりはない。彼(リケルメ)のポジションには、チーム全体のために働いてくれる選手が他にいる。
リケルメを戦力外扱いしていることを、アルゼンチンのマスコミから徹底的に攻撃されて。

ペジェグリーニについて

チリ人よ、お前へのゴールだ!
アルゼンチン対チリ戦、リケルメのFKがゴールに突き刺さると、翌日、アルゼンチンの「オレ」誌は一面トップでこう伝えた。「チリ人」とはビジャレアルのペジェグリーニ監督のこと。

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